具体的がいちばん、
はカンちがい。
抽象的ストーリーこそ、
宝です。
ストーリー経営の
ススメ。
「会社が成長するためには、
具体性が大事だろ」と考えている社長へ。
逆説的ですが、成長には
抽象的なストーリーこそが鍵なのだ! と
まず認識を改めてください。
たとえば、具体的な数値目標に価値はありますか?
それは単なる無機質な数字で、
人はそれ自体になんの価値も感じません。
人が数字を本気で追うためには、
その裏側に、抽象的なストーリーが絶対に必要なのです。
ストーリー経営4つの力
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1
「感情的なつながり」は、
ストーリーが作る。 - ストーリーこそ、人々の感情を引きつける強力な装置です。たとえば社長が真にやりたいことを、ストーリーとして伝えることで、短い理念だけでは得られない 「共感」「同感」が手に入ります。社長本人はもとより、社員や顧客もストーリーを通して、感情的につながることが可能となるのです。
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2
「記憶の定着力」を、
ストーリーが高める。 - 単なる説明言語や情報・データよりも、ストーリー形式で伝えられた物語の方が、人々にとって覚えやすく、記憶に定着しやすいものです。だから人間は古来より物語を編み、小説や映画漫画文化を高めてきたのです。
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3
「ブランド力」は、
ストーリーが厚くする。 - 多くの企業は、商品やサービスの戦略を策定しています。強みも定義しています。しかし、その戦略を独自ストーリーとして編み上げている企業は多くありません。つまり、社長の思いと戦略のストーリー化は、戦略に血肉と命を吹きこむ強力なブランドツールとなるのです。顧客からの共感と信頼も高めます。
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4
「組織の一体感」は、
ストーリーが醸成する。 - 感情豊かにストーリー化された理念や戦略は、社長や社員の意思決定のガイドラインとなります。事業の背後にあるストーリーを共有することで、事業や商品にはどんな価値や意義が宿っているのか、エモーショナルに伝わります。結果、組織で共有されるストーリーは、社員間の一体感や連帯感を高める助けとなり、モラルや生産性も向上します。
ストーリーこそ、
社長と会社の
アイデンティティの要なのです。
「なぜ、誰のために、どんな喜びのために、どうやって、数字を追うのか。
自分の人生にとって、
それはどんな意義と価値があるのか。」
そんな抽象的なストーリーを描かなければ、人は前を向けない。動けない。
ちがいますか?
つまり、抽象思考は、誰にでもできることではなく、とても価値が高い。
だから、抽象的思考や抽象的ストーリを経営に反映して、
具体的なアクションを計画推進できる会社が、
競合よりユニークな存在になって成長できるのです。
抽象的ビジョンを成長力のコアに据える会社が、
真のビジョナリーカンパニー。
社長の中に眠る
「抽象的な思考や生き方」を体系化し、
戦略や組織、
行動計画という階層に
落としこむことの重要性は、
そこにあります。
次の企業課題にも、ビジョン不足、
ストーリー不足が横たわっています。
抜本的な解決策、共創しましょう
現場を任せるリーダーがいない。
経営を共に舵取りできるできる右腕がいない。
目の前の仕事に追われて事業拡大ができない。
何度言っても部下が動かない。
従業員の離職が止まらない。