業績を2倍アップさせる会議のやり方とは?

今まで、右腕の育成や理念の言語化など、
どちらかというと「人」に焦点を当てた内容を
お話ししてきました。

今回は、
少し趣向を変えまして、
会社を成長させる「仕組み」について
お話をしていきますね。

会社を成長させる「仕組み」
とは何やねん?
と気になるでしょうから、
答えを先に言っちゃいますと

ズバリ【会議】です!!
(タイトルでガッツリ言ってますが😅)

業績が前年対比150~300%アップするなど
急に成長している会社は、
会議のやり方を工夫している場合が
非常に多いです。

というわけで、
本日は

売上を大きく上げる会議のやり方

というテーマで
お話をいたします。

◆本日の目次
1,急に業績がアップしている会社は、会議が違う!!
2,なぜ伸びてる会社は会議を大事にしてるの?
3,売上が上がる会議は2つしかない!!
4,まとめ

急に業績がアップしている会社は、会議が違う!!

さて、
売上1~2億円だった会社が
数年たらずで10億円を突破した事例は
世の中にあります。

そして、
そのような会社が
絶対に取り入れているのが
「生産性の高い会議」です。

逆に、
社長が営業を頑張ったり、
部下と面談をしたりして
一生懸命、会社を大きくするために
努力をしていても
なかなか業績が上がらない場合は

会議が機能していなくて、
組織全体の生産性が上がっていない

ことが大きな原因です。

実際に、
会議のやり方を少し工夫するだけで
年商10億円〜20億円になり、
とある業界でNo.1のポジションを確立したり
上場準備に入った会社もあります。

というわけで、
本日は、
売上を2倍、3倍アップも夢ではない
会社を大きくする会議の具体的な内容と
導入方法について
お話をしていきます。

なぜ伸びてる会社は会議を大事にしてるの?

では、まず最初に、
「そもそも、会議は何のためにやるの?」
という大前提をお話しいたしますね。

ここの理解がズレたまま
会議を導入しても
売上は1ミリも上がらないので😅

今回も、いつものように
結論から言っちゃいます。

会議の目的は

生産性を上げるため

以上!!!

なので、
生産性が上がらない会議はやる必要無し(むしろやらない方がマシ)

ここをしっかりと頭に焼き付けていただければと思います。

というのも、
世の中には無駄な会議が蔓延りすぎてまして、
無駄な会議撲滅委員会の会長である私としては、
本当になんとかしたいという強い想いを
抱いております。

よくある無駄な会議というのは、

・目的があいまい
・会議が終わっても何も変わらない
・何も決まらない

といった、
会議室(zoom)にただ集まっただけ
のものを指します。

例えば、
定例の営業会議で、
各人が数字や先週の行動を発表してるだけで

・何も新しいアイデアが生まれない
・改善策が講じられない

みたいな内容です。

部下としては、
社長や上司に言われてるから
集まっているけど、

「こんな内容だったら、
 メールや社内チャットで
 共有すれば良いだけじゃないの?

 私がここにいる理由って何?」

と、内心思ってたりします。

辛辣な物言いになって恐縮ですが
生産性が上がらない会議をするのは
社長や上司のただの自己満足
なんですよね。

そして、生産性が上がらない会議の時間も
当然ですが給料が発生しているので、
結局、会社のお金が無駄に浪費されている状態です。

さらに言えば、
資本面としての損失だけでなく、
部下のモチベーションも下がるし、
本来すべき業務の時間を奪うので、
むしろ生産性が下がるという害悪しかない。

という非常に勿体無い状況です。

というわけで、
今日から

「生産性の上がらない会議は一切開かない!」
(無駄な会議ダメ!ゼッタイ!!!)

と心に強く誓っていただければと思います。

はい、では無駄な会議がどれだけ
会社全体に悪影響を及ぼすかを
ご理解いただけたかと思います。

では、大前提が共有できたところで

「じゃあ、生産性の高い会議って何やねん?」
「売上が上がる会議を開くには、どないしたらええねん?」

という疑問にお答えしていきます。

売上が上がる会議は2つしかない!!

めっちゃ言い切ってますが、
実際に売上が上がる会議って
実は、2つしか存在しないんですよ。

それは、どんな会議かというと

・教育
・数値管理(業務管理)

この2つに関することだけです。

この2つに関係しない会議は
一切やる必要ありません。

例えば、

自社の商品の仕様変更や
価格改訂など
何かしらの決定事項を共有するのであれば、
メールやSlackなどで配信する

といったようなことです。

仕様変更に伴い、
機能が大幅に変わったり、

価格改定を顧客に伝える時のトークなど

を教える必要があれば、
それは「教育」ですので、
会議(説明会)を実施しましょう。

このように、
会議を開くかどうかの
明確な「基準」を知ることで、
部下の時間を不要に奪うことが無くなります。

「困ったから、とりあえず会議しよう」
「説明する文章を考えるのが面倒臭いので
 皆に集まってもらおう」

という文化があるなら、
まずはそこから変えていきましょう。

このように、会議を

「教育」と「数値管理」

だけに絞ることで、
会議の生産性が上がるのはもちろんのこと
実は、組織全体の生産性も上がるという
嬉しい副作用が起こります。

「会議を変えるだけで
 組織全体の生産性が上がる?」

はい、その通りです。

実は、
会議を教育と数値管理に絞ることで
社員のパフォーマンスが底上げされて、
かつ、

社内の情報管理や状況把握が
非常に容易になるのです。

毎週行う営業会議を例に取ると

成約率が低い部下に対しては、
1週間の行動をヒアリングして
会議の中で、

・改善点を伝える
・数値以外の行動目標を設定する(とにかくヒアリングを徹底するなど)
・ロープレをする 

といったことを行うという具合です。

成約率が高い部下に対しては
教育よりも、数値管理を重視します。

・来週の売上目標
・顧客訪問数の設定
・仕掛かり中の見込み客数の確認

などですね。

こうすることで
部下の行動が見える化されて

誰がどのような状況で
今後、どのような成果が期待できるか?

が把握できるのです。

逆にこれをやらないと
部下の行動がブラックボックスなので
残念な行動をしていた場合、
軌道修正ができませんし、
実績の予測もできません。

例えるなら、
スピードメーターや
ナビが付いていない車で
ドライブに出るようなものです。

自分がどこを走っているかも分からない
目的地までの距離も分からない
自車の速度も分からない

この状態で
「目的にいつ着くのか?」
なんて予測できないですよね。

下手すりゃ事故ってしまいます…😭

計算できないので、
ただの当てずっぽうや
ギャンブルになってしまいます。

なので、
会議を通して
自社の状況を客観的に把握し、
再現性のある形で
経営を行うことが重要
なのです。

これが実現できると
「経営は科学である」
という状況をつくることができます。

これが、
会議の生産性を上げると
組織の生産性が上がるという理由です。

(本当は、会議は非常に奥深いので
 企画会議や問題解決会議のやり方をはじめ
 もっともっとお伝えしたいことが
 沢山あります。

 しかし、
 一度にたくさんのことを
 お話しすると混乱を招くので
 今回は売上アップに必要な会議の
 最初の一歩として
 今回の内容でとどめますね)

まとめ

というわけで、
本日のまとめです。

①会議の目的は「組織の生産性を上げること」
生産性が上がらない会議は、
社長の自己満足でしかありません。

今すぐ止めることをオススメします。

②生産性が上がる会議とは「教育」または「数値管理」のみ
数値を上げられない部下には「教育」を提供する
数値を上げられる部下は「数値管理」を実施する

それ以外の会議は開催する必要ありません。

③生産性が上がる会議を導入すれば「社内の情報把握が容易になる」
教育と数値管理を行うことで、
現場で起きている課題や
来月、半年後、一年後の売上数値が見える化されていきます。

その結果、社内で起こるトラブルを未然に防止したり
現実的な中長期計画を作成しやすくなります。

以上の3点が本日お伝えした内容です。

組織の成長と会議の質は密接にリンクしており、
本日お話しした内容以外にも
会議のポイントが多数ありますので、
また機会を見てコラムで紹介していきますね!

私のコンサルティングでは、
会議を軸にした組織(売上)の成長を実現するノウハウを
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それでは、また次回のコラムでお会いしましょう!!!

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